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MRSAをブルーライトで...?②

[2019.05.03]

こんにちは。今日はMRSAをブルーライトでコントロールする記事の続きです。

 まず、試験管内の実験でMRSAに光線を当てると一時的に膜透過性が高まり、過酸化水素のような弱い消毒薬に対して高感受性になることを確認。

次にMRSAによる創感染を有するマウスをさまざまな波長の光線に曝露させたところ、ブルーライトによる曝露でMRSAの生存率は著明に低下し、低濃度の過酸化水素で培養すると多数が消滅したという結果でした。

 ブルーライトを用いた光線療法は、有効性が不確実な多剤併用などと比べて短時間で行えコストもそれほどかからないと思われます。

一般的にブルーライトと言えば、VDT機器などから発せられ、網膜への微細なダメージにや睡眠のリズムを乱す可能性は指摘されており、厚生労働省のガイドラインでも1時間のデジタルディスプレイ機器作業を行った際には、15分程度の休憩を取るようにいわれております。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/jirei_toukei/anzen_eisei/toukei/anzen-vdt.html

抗生物質の耐性菌の問題は今後医療が解決しないといけない問題の一つです。抗生物質以外の方法で感染症をコントロールするという着想は素敵ですね。

更なる研究の進展を待ちたいところです。 今日もありがとうございました。

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