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1型糖尿病とSGLT2阻害薬①

[2019.06.17]

こんにちは.丸山康典です。
今週の話題は1型糖尿病とSGLT2阻害薬です。

SGLT2阻害薬とはSGLT(sodium-glucose contransporter:ナトリウム依存性グルコース輸送体)のサブタイプのうち、腎臓の近位尿細管に発現しているSGLT2を選択的に阻害してグルコースの再吸収を抑制し、尿中に余分なグルコースを排泄することで血糖を低下させる薬剤です。

SGLT2阻害薬は体内におけるグルコース代謝やインスリン分泌に直接作用しないため、単独では重症の低血糖を起こさず、高血糖の是正によりインスリン分泌能の回復、更にはインスリン抵抗性の改善をもたらすといわれております。

以前より諸外国では1型糖尿病に対するSGLT2阻害薬が使用されており、本邦においても丁度半年ほど前に1型糖尿病に対してSGLT2阻害薬が使用可能となりました。

最近当クリニックでも1型糖尿病に対してSGLT2阻害薬が使われることが多くなってきました。
幸い導入により糖尿病の治療が良い方向へ軌道修正できた方もおられ、これからも慎重かつそして適切な使用をこころがけていこうと考えてます。


さて、BMJ. 2019;365:1328にこのSGLT2阻害薬のメタアナリシスの記事がありました。

次回はこれについて解説をしたいと思ってます。

今日も長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。

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