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食道がん診断後のスタチン使用に意味があるのか②

[2019.05.08]

こんにちは、食道がんの診断後のスタチンの使用が予後にあたえる影響の研究ですね。
これはあくまでコホート研究ではありますが、同様の事象はどうやら後述しますが、別種類のがんでも指摘されているみ
たいです。

 同グループは,同国のGeneral Practice Research Databaseを用いて2000年1月から2009年11月に食道がんと診断された男女4,445例を特定。診断後のスタチン使用と死亡との関係を検討。

 全コホートの生存期間中央値は9.2カ月で,スタチン非使用群の8.1カ月に対し,使用群では14.9カ月と長く、食道がん診断後のスタチン使用は,食道がん特異的死亡および全死亡の有意なリスク低下と関係しておりました。

 食道がんのサブタイプ別に解析すると,食道腺がんの患者でのみスタチンの有益性が認められ,扁平上皮がんの患者では有意な関係は認められなかったという結果でした。

たしかスタチンは基礎医学的にはRASタンパクとの関連で癌を抑制する可能性は指摘されていたように思います。
糖尿病薬ではビグアナイドに抗腫瘍効果が示唆されていたり、SGLT2にも抗ガン作用が指摘されていたりで、なかなか既存薬剤での異なる使い道についてはまだまだ研究が進んで欲しいところです。

今日もありがとうございました。

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