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玄米と代謝

[2019.02.25]

AKB48の篠田麻里子さんが玄米婚を発表しましたね。

玄米に関する研究がありましたので皆様とshareできればと思います

 

2型糖尿病患者において、食物繊維を多く含む「玄米」の摂取が食後高血糖や酸化ストレス、全身性の炎症レベルを下げることで血管内皮機能を改善するとのではと考えて研究をされたようです。

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0179869

 

 

1.外来通院中の2型糖尿病患者28人を主食を玄米とする群(14人)または白米とする群(14人)にランダムに分けた

2.それぞれの主食を8週間継続摂取させ、対象患者の血管内皮機能、食後血糖値、酸化ストレスを測定した。

3.血管内皮機能は白米群に比べて玄米群で有意に改善した(P=0.002)。

4.米飯負荷試験をすると血糖変動は白米群に比べて玄米群で小さかったということです。

5.追跡期間中、体重や体脂肪率のほか、血圧にも両群間で差はみられなかった。

 以上の結果から、「玄米食は血糖変動を少なくすることにより血管内皮機能を改善する可能性が示唆された」としています。

血管内皮機能とは血管の健康状態を評価する検査で血管を健康に保つための調節・維持に働いています。

内皮機能が低下するとこれらのバランスが崩れ、血管を正常に保てなくなり動脈硬化が始まるとされております。

 

また 臨床研究ではありませんが、基礎研究では玄米の機能成分であるγオリザノールが視床下部における小胞体ストレスの軽減し、脂肪嗜好性の食行動を改善する可能性,ブドウ糖応答性のインスリン分泌の増量や腸内細菌の構成異常を修正し代謝面で好ましい変化を来たす事が示唆されております(diabete investig 2018 doi:10.1111/jdi12892)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6319487/pdf/JDI-10-18.pdf

 

 

一方玄米のデメリットは米糠部分に農薬が付着しやすく、農薬を使って栽培された玄米では残留農薬として残ってしまうことは有名です。

 

このように健康上望ましい効果が少しずつ証明されつつある玄米ですが、国民的アイドルをきっかけに正しい主食の知識が普及すれば良いなと思います。

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