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心房細動と薬剤の出血リスク①

[2019.03.25]

こんにちは。今日と明日は心房細動とその治療薬に関連した文献をご紹介できればと思います。
そもそも心房細動とは、心房細動とは不整脈の種類の一つです。
症状としては動悸、脈が飛ぶなどがあります。ひどくなれば脈が速くなりすぎたことで心臓に負荷がかかり心不全を起こすこともあります。
治療としてとにかく大事なのは脳梗塞と心不全を予防することになります。
心房細動では脈が乱れ、乱れた動きの中で血液は血栓(血の塊)を作り、これが脳梗塞の原因となります。
心房細動に由来する脳血栓は非常に大きな血栓塊であることが多いため、2割が急死、4割が要介護4以上という悲惨な病状に追い込まれ、重度の寝たきりとなる危険性があります。
そのため内服薬での治療を行う場合まず必要なのは抗凝固薬になります。
抗凝固薬の副作用に消化管出血があります。血がさらさらになりすぎることで胃や十二指腸の中で出血をしてしまう状態です。
実際出血性潰瘍は適切な予防や管理ができれば命にかかわることはありませんが、重篤例では時に致死的であります。
出血性潰瘍の予防としてPPIという胃薬の併用がなされていますが、その有用性に関する論文がLAMA2018;320:2221-2230に掲載されておりましたので明日はその事につきまして皆様と共有したいなと思います。

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2717474

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