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尿酸に関する話題②

[2019.03.19]

期間は 2013年-2017年。

 対象は、脳心腎血管リスクを有する高尿酸血症の65歳以上の高齢患者。

登録後ランダム化を行い3年間経過観察した。

最終的にはフェブキソスタットを投与した537例と、投与しなかった533例の2群間で比較検討。

 

 主要複合評価項目(総死亡、脳血管疾患、非致死性冠動脈疾患、入院を要する心不全、治療を要する動脈硬化性疾患、腎障害、心房細動発症の複合)は、フェブキソスタット群で23.3%であったのに対し、非フェブキソスタット群で28.7%となった。

イベント発生率はフェブキソスタット群で低値だった(ハザード比=0.750、P=0.017)。

主要複合評価項目の個々の要素では腎障害の発生があきらかに抑制された(16.2% vs 20.5%、P=0.041)。

 

 結論として、フェブキソスタットによる尿酸値の低下は、高尿酸血症を有する高齢患者において、脳心腎血管関連イベントを減少させることができ、とくに慢性腎臓病の発症や進展予防が期待できると考察されました。

 

 感想としてはフェブロキソスタットは高いのがネックですが、正直我々が思っていた以上に高尿酸血症が生活習慣病に悪さをしており、充分に適切な是正をすべきものであることがわかりましたね。またフェブロキソスタットも後発品が後数年で処方可能となるので、それもまた患者様の健康に寄与できるのかなと思います。

https://academic.oup.com/eurheartj/advance-article/doi/10.1093/eurheartj/ehz119/5371086

 

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