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尾道プロジェクト(すい臓がん予後改善プロジェクト)1

[2019.02.26]

今日と明日はすい臓がんの予後を改善させた世界で注目されている尾道プロジェクトについて皆様と shareしたいと思ってます。

すい臓がんとはがんの中ではかなりたちの悪い癌です。

すい臓がんは、早い段階では特徴的な自覚症状がありません。すい臓がんの方が受診した理由を調べてみると、

  • 胃のあたりや背中が重苦しい
  • 何となくおなかの調子が悪い
  • 食欲がない
  • 体重が減った

などといった「漠然とした症状」が多いようです。このような症状はすい臓がんでなくても起こり得る、一般的な消化器の症状で、必ずしもすい臓がんの症状であるとはいえません。

すい臓がんは、黄疸や腹痛などの理由で受診される場合が多いのですが、すい臓がおなかの深いところに存在する臓器であり、胃や十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、脾臓などの後ろに隠れているため、見つけにくいことに変わりありません。すい臓がんを意識して検査をしないと発見しにくいのです。

どの部位も同様ですが、すい臓がんは早期発見が重要です。とはいえ、自覚症状が少なく、進行が早く、5年生存率が非常に低いことから、消化器がんの中でも手ごわいがんの1つといえます。

すい臓がんと診断された人の5年相対生存率は男性は7.9%、女性7.5%と低いです。

尾道プロジェクトとはすい臓がんの早期発見は予後改善には必須であることから、早期発見をいかに行うかということを主眼に置き、すい臓がんの5年生存率を2.67倍に向上させた世界から注目を浴びている取り組みで医学雑誌にも取り上げられております( J Gastroenterol. 50:147-154:2015.)。

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00535-014-1026-z

それでは明日はこれについてくわしく解説しますね。

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