メニュー

境界型糖尿病患者の減量後の体重維持にメトホルミンが有用なようである①

[2019.06.24]

こんにちは。丸山康典です。

米国の糖尿病予備群を対象に、2型糖尿病への進展予防に有用な介入法を検討した3年間の糖尿病予防プログラム(DPP)試験を延長したDPP Outcomes試験(DPPOS)を分析したものです。

Ann Intern Med. 2019 Apr 23.誌の記事です。

3234人の境界型糖尿病患者を
1.メトホルミン(実薬)投与
2.生活習慣改善(食事+運動療法)
3.プラセボ(偽薬)投与
の3群にわけた研究です。

メトホルミンとは主に肝臓に作用する薬です。
空腹時に肝臓はエネルギーを供給するため、血液中にブドウ糖を放出します。
糖尿病のある人では、このブドウ糖の放出が過剰になることがある。これを抑えることで血糖値を下げる効果を得られます。
この薬は、インスリンの働きを良くしますが、インスリン分泌量を増やさないので、体重が増えさずに単剤使用では低血糖はほとんど起こらないと言われており2型糖尿病のインスリン分泌の保持されている初期の段階では重宝するお薬です。
また大腸がんや肝臓がんなどの発症を抑制するという報告もあり注目されております。

では次回に上記の研究の結果について解説しますね。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME