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前立腺肥大症と男性型脱毛症に対する抗男性ホルモン療法と2型糖尿病の発症について③

[2019.05.24]

こんにちは。丸山内科クリニックの丸山康典です。

今日は前回の続きで下記の文献をご紹介します。

page: BMJ. 2019;365:l1204.
title「Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductase inhibitors: population based cohort study」
https://www.bmj.com/content/365/bmj.l1204

結果としては男性ホルモンを低下させる薬は2型糖尿病を増やすかもしれない。現時点では質の高いわけでは無い研究でその可能性が指摘されていると。
確かに男性ホルモンは肝臓での脂肪蓄積を引き起こすことが報告されています(Upreti R, et al. J Clin Endocrinol Metab. 2014;99:E1397-E1406.、Hazlehurst JM, et al. J Clin Endocrinol Metab. 2016;101:103-113.)ので肝臓での脂肪蓄積は糖尿病の発症に寄与しそうですね。
例えば犬も去勢手術を行うと太ってきますし、生理学的にはありえないくらいの男性ホルモンの作用を阻害することはメタボリックシンドロームの予防の観点からは有害なのかもしれませんね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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