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前立腺肥大症と男性型脱毛症に対する抗男性ホルモン療法と2型糖尿病の発症について②

[2019.05.22]

こんにちは。丸山内科クリニックの丸山康典です。

今日は前回の続きで下記の文献をご紹介します。

page: BMJ. 2019;365:l1204.
title「Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductaseinhibitors:

population based cohort study」

https://www.bmj.com/content/365/bmj.l1204

 

前立腺肥大症や男性型脱毛症の治療薬である5α-還元酵素阻害剤が2型糖尿病を増やしているかもしれないという記事です。

英国の大規模臨床データベースと台湾の医療保険請求に基づくデータベースにでデータを回収可能であった

デュタステリド投与群8,231例、フィナステリド投与群3万774例、非投与群1万6,270例が対象です。
追跡期間中央値5.2年の間における2型糖尿病の発症率は1万人年当たりで、デュタステリド群76.2(95%信頼区間:68.4~84.0)、フィナステリド群76.6(95%信頼区間:72.3~80.9)、非投与群60.3(95%信頼区間:55.1~65.5)であり、デュタステリド、フィナステリドのいずれの投与群でもハザード比で1.32、1.26と2型糖尿病の発症リスクが増大することが確認されました。

上記のような結果でちょっとびっくりですが、このことについての考察を金曜日に続けたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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