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前立腺肥大症と男性型脱毛症に対する抗男性ホルモン療法と2型糖尿病の発症について①

[2019.05.20]

こんにちは。丸山内科クリニックの丸山康典です。

今日ご紹介する文献はこちらです。


page: BMJ. 2019;365:l1204.
title「Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductase inhibitors: population based cohort study」
https://www.bmj.com/content/365/bmj.l1204

前立腺肥大症や男性型脱毛症は壮年期の男性に多い病気であります。これらの病態として過剰な男性ホルモンが病態を悪化させるため、
男性ホルモンの作用の低下を狙い5α-還元酵素阻害剤が広く処方されております。


5α-還元酵素阻害剤には2種類ありデュタステリドとフィスタリドです。
・デュタステリドは肝臓、皮膚、毛嚢などに分布するtype1レセプターと外陰部の皮膚、頭部毛嚢、前立腺に存在するtype2レセプターの両方を阻害し、前立腺肥大症の治療に用いられます。

・フィスタリドは外陰部の皮膚、頭部毛嚢、前立腺に存在するtype2レセプターのみ阻害し、男性型脱毛症の治療に用いられます。

今回はこの薬剤の負の面としてコホート研究で処方された患者さんに2型糖尿病が増えているののでは?という論文でした。

それでは水曜日にまた続きますね。
今日もありがとうございました。

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