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冠動脈疾患と心房細動の合併に関する話題①

[2019.10.16]

こんにちは。副院長の丸山康典です。

今週紹介する記事はこれです。
NEJM 2019;381:1103 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1904143

現在日本では冠動脈疾患をお持ちの方には再発を予防するには抗血小板薬
心房細動をお持ちの方には心房細動が原因で起きる脳梗塞を予防するために抗凝固薬を服用することが推奨されております。

(言葉の定義としては抗血栓薬とは抗血小板薬と抗凝固薬の総称になります)

●抗血栓薬
バイアスピリン クロピドグレル プラスグレル とか

●抗凝固薬
リバーロキサバン ワーファリン とか

しかし、現実的には冠動脈疾患をお持ちの方が心房細動を合併することもあり抗凝固薬と抗血小板薬を併用することも多くありました。
これにはデメリットも多くあり、血栓性イベント(心筋梗塞、脳梗塞)を減らす反面、出血性イベント(頭蓋内出血や消化管出血など)を増やしておりました。

今回、冠動脈疾患と心房細動を併発しており、従来では抗凝固薬と抗血小板薬の併用を必要とされていた患者群に対して

A群:抗凝固薬
B群;抗凝固薬+抗血小板薬

に割り付けて観察研究を行いました。
では詳細は明後日に解説しますね。

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