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メトホルミンに関連するニュース①

[2019.12.16]

こんにちは 副院長の丸山康典です。
今週のお題は論文ではなく最近の医療ニュースをとりあげます。

一部の方はご存じかもしれませんがシンガポールで、メトホルミン含有製剤から発がん物質のN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が検出されました。

現時点で日本国内の同製剤からNDMAは検出されておりません。

なお、12月9日、厚労省が各都道府県に対して発出した通達によると、シンガポールで検出されたNDMAは1日許容摂取量(0.0956μg/日)を上回るもののごく微量であるということです。


なお米国FDAは、1日許容摂取量のNDMAを70年間毎日摂取しても、発がんリスクの上昇は懸念されないことを発表しています。
FDA:食品医薬品局

現時点では日本国内のメトホルミン製剤からの発がん物質は検出されていない事、メトホルミンそのものに抗がん作用(結腸直腸がん、肝癌、肺癌 Plos one7(3):e3341)があることからこのニュースに過敏に反応してメトホルミンを中止する必要は無さそうではありますが、今後の続報には注意が必要でしょうね。

日本糖尿病学会においてもまたこれに関しての声明を発行しております。
http://www.fa.kyorin.co.jp/jds/uploads/2019-12-09_mhlw_metformin.pdf

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