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がんサバイバーと心血管病②

[2019.10.09]

こんにちは。副院長の丸山康典です。

今週の紹介記事は癌サバイバーの心血管死亡のリスクに関する論文です。

A.18歳以上の20種類の中の一つの癌と診断された108215人
B.健常人523541人を比較

イギリスのデータベースをもとに観察研究し、対象者は1990-2015年に登録されました。

結果を見ると
非ホジキンリンパ腫、白血病、骨髄腫、食道がん、肺がん、腎がん、卵巣がんで心不全や心筋症のリスク増加が認めました。


最もハザード比が大きかったのは多発性骨髄腫でした。
2番目にハザード比が大きかったのは食道がん
3番目にハザード比が大きかったのは非ホジキンリンパ腫

上記のような結果でした。
なお本試験では投与された化学療法の種類や投与量、がんの再発、心血管疾患の家族歴、人種、食事、アルコール消費量などの情報を管理できていないのが問題であったと筆者は述べています。

次回はこの結果について感想を記事にしますね。

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