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院長ブログ

コレステロール ASCOT-LLA試験(2020.02.04更新)

今回はスタチンの副作用に関する報告の紹介です。

Adverse events associated with unblinded, but not with blinded, statin therapy in the Anglo-Scandinavian Cardiac Outcomes Trial-Lipid-Lowering Arm (ASCOT-LLA): a randomised double-blind placebo-controlled trial and its non-randomised non-blind extension phase.

ASCOT-LLA試験という合併があり高コレステロール血症のある患者さんに二重盲検無作為化比較試験でアトルバスタチンとプラセボ群での比較を行った試験があります。

今回はこの試験に関する解説です。
高コレステロール血症についてはなかなか理解されない面があるので、ブログで解説しようかと思います。

さて、コレステロールを下げるお薬を飲む必要性は、なかなか理解されません。


なぜでしょうか?ひとつは、症状がないからかもしれません。


尿酸値が高いと、痛風で関節が痛くなります。
血圧が高いと、頭痛やめまいを感じる方がいます。
血糖値が高いと、尿が増え喉が渇きやすくなります。
コレステロールが高いと、特に症状はありません。


症状がないから『まあ、自分に限って、大丈夫だろう』と片付けてしまいます。
ただ、コレステロールが高い方は動脈硬化が進行しやすいことがわかっています。
ご存知の通り、動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中を発症します。

心筋梗塞の患者様の14%は病院に搬送される前に亡くなります。
介護が必要になる原因のトップが脳梗塞などの脳卒中です。


コレステロールを下げるお薬でこれらのリスクを軽減することができます。

とはいえ、薬はなるべく飲みたくありません。
ちなみに、コレステロールの管理目標値はその方によって違います。

今日も長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。
試験の結果などは木曜日に解説をしますね。

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